【最終話:自信過剰編】30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」

~失敗は必ず起こる。大事なのは準備しておくこと~

<前回までのあらすじ>

これから副業を考えているあなたは
高額なセミナーや情報商材で基礎を学ぶか迷っています

より正しい意思決定をするため
第1話では「意思決定の際に陥る4つの罠」を解説
第2話では「選択肢を広げる」ことで視野の狭窄に対策
第3話ではそれらの選択肢の「現実性を確かめる」方法をご紹介
第4話では優柔不断を突破して最初の一歩を踏み出すコツを紹介しました

今回はそんな決断をした後のお話

選択の後、ボクらはその結果を受け入れるわけですが
その選択が間違っていたとしても
無意識に正当化してしまう性質があります
(「自信過剰」になっている)

それによって次の選択でも同じミスを繰り返します

決断をしてもそれが最悪の結果を招くこともあります
今回はそれに備える方法をご紹介

 

<今回もボクらに決断の力を与えてくれる本(参考文献)>

前回までに引き続き、
こちらの本を参考にこの記事を書いています


 

<決断後に起きる未来の誤りに備える方法>

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今回紹介するテクニックはこの2つ

・未来を幅で考える
・泥沼アラームをセットする

それではじっくり解説していきます

 

<大失敗の想定範囲内【未来を幅で考える】>

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最悪のシナリオと最高のシナリオの2つを想定しておくことで
かえって成功率がアップしてきます

なので最初にこんな自問をしてみましょう

「その計画が大失敗に終わったとする。その理由は?」

たとえば
30万円のコンサルを受けようと決断したとします

それが大失敗だったとすると
こんなシナリオが考えられます

「コンサルの話は大嘘でお金だけ取られて
音信不通になってしまった...」

中には30万円を金融機関に借りて
用意する人もいるかもしれませんね

月13000円くらいの返済があるかもしれません
するとバイトはどれくらいしないといけないのか
など対策が考えられます

 

次は逆にこんな自問をしてみましょう

「大成功の未来があるとすれば備えは万全か?」

たとえば
コンサルがいい人ばっかで
30万円以上の売上が出るかもしれません

そんな未来に向けてできることを考えてみると

知識を教えてもらったら
忘れないようにメモを取る習慣をつける
とか

分からないとこがあったら
早めに質問する姿勢を作っておく
といったことが考えられそうですね

 

ここまで2つの自問を行ってもらいましたが
実際に起こるのはこの幅のどこかです

悪い流れになることも想定して、
その時の言動をリハーサルしておくと
実際に起こった時に抗体ができているので動じなくなります

それが結果的に継続できるメンタルにつながるので
かえって成功率がアップしていきます

 

<ここまでいったら強制終了【泥沼アラームをセット】>

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期間ごと、予算ごとなど自分のやっていることが
いい方向に進んでいるかチェックするタイミングを
あらかじめ決めておきましょう

たとえば

・1回1000円のセミナーなら1万円使ったら
このままやってOKか考える
・このコンサルで半年頑張ってみて
結果がついてこなかったら考え直す

など基準を先に設けて
自分の進んでいる方向性をチェックします

ゲーセンでたまにありますが
「あとちょっとでいけるかも!」
でどんどんお金を使い、
損失額が膨れ上がってしまうことがあります

それを防ぐために
「2000円まではチャレンジしてOKにしよう」
と決めておけば損失額を抑えやすいです

それと同じであなたの大切なリソース(お金と時間)の
損失をムダに大きくしないために
チェックポイントを決めるアラームを設定しておきましょう

決めないと冷静になるタイミングが取れず、
どんどん泥沼にハマっていく可能性があります

 

<失敗は必ず起こる。大事なのは準備しておくこと>

どんなに万全な準備をしたとしても
失敗は必ず起こると考えていた方がいいです

しかし多くの人は
過去に自分がした決断を正当化することで
失敗から目を背けてしまいます

また、その正当化の積み重ねで
自分は大丈夫、最後は何とかなる
「自信過剰」に陥ってしまいます

その負の連鎖を断ち切るためにも
今回紹介したテクニックは有効ですので
ぜひ試してみてください

 

今回紹介した対策はまだまだあります

・今の自分はこのまま進んでいいのだろうか
・迷ってばかりでなかなか前に進めない

という人はぜひ一度この本を読んで
「最適な決断をするコツ」を知っておくといいかもです

 


 

これで30万円のコンサルシリーズは終了です
副業やビジネスを始めようと色々調べてみると
このようなお話は一度は見聞きすると思います

合う合わないがあるでしょうし、
詐欺に近いグレーなものもあります

すべて試すにはお金と時間が足りません

どの手法で自分の道を切り開いていくのか
人によって異なるので
ボクは否定も肯定もしませんが、

このシリーズで紹介した決断のテクは
どんな場面でも使えます

この記事が少しでもあなたの
人生に役に立てたら嬉しいです♪

【第4話:一時的な感情編】30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」

~優柔不断はテクニックで突破できる~

<前回までのあらすじ>

あなたは高額なビジネスセミナーや情報商材の購入を考えています

より正しい意思決定をするため
第1話では「意思決定の際に陥る4つの罠」を解説
第2話ではその対策の1つ「選択肢を広げる」ことをしました
第3話ではそれらの選択肢の「現実性を確かめる」方法をご紹介

しかしそこまで行っていざ決断する時
優柔不断になったり、先延ばししてしまうことがあります

なので今回はそんな自分の感情と向き合い、
決断に踏み切る勇気と冷静さを持つ方法をご紹介します

 

<今回もボクらに決断の力を与えてくれる本(参考文献)>

前回までに引き続き、
こちらの本を参考にこの記事を書いています

 


 

<決断に踏み切る勇気と冷静さを持つ方法>

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今回紹介するテクニックは以下の2つです

・10-10-10軸
・親友にアドバイス

それでは1つ1つ解説していきます

 

<その決断を3つの時間軸で考え直す【10-10-10軸】>

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「10-10-10軸」とは
10分-10か月-10年後にその決断をどう思うだろうか
と自問するテクニックです

仮に30万円のコンサルを受けようとしているけど
なかなかその一歩が踏み出せずにいるとします
そんな時にこんな自問をしてみましょう

その決断について10分後はどう思うだろうか?
→きっと心の中でモヤモヤが残っているだろう
ホントにいいのかなって本心迷ってるかも
その決断について10か月後はどう思うだろうか?
→収益が出ているかもしれない。
だったらやってよかったと思うだろう
逆に詐欺だったと分かるかもしれない。
いづれにせよ人生の教訓になりそうだ
その決断について10年後はどう思うだろうか?
→このコンサルでやったことは忘れているだろう
次のステップへ進んでいるかもしれないし、
そもそも副業してないかもしれないね

もちろんやらなかったバージョンもやってみましょう

時間的距離を置くことで
物事を視る視点が変化します

特に時間的距離を置くことで
今の感情や置かれている状況を一歩引いて
冷静に見やすくなっていきます

 

<同じ状況にいる友達になんてアドバイスする?【親友にアドバイス】>

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タイトルの通りです
「自分と同じ状況で悩んでる親友になんてアドバイスする?」
と自問してみましょう

意外と一発で答えがまとまったりします

親友にアドバイスする時は
決断に必要な最重要な項目にだけ着目できます

しかし自分自身のことになると
「~が〇〇って言ってたから」
「周りは認めてくれないんじゃないか」など
必要以上に多くの考えが浮かんできます

立場的な視点を変えることで
今の自分を一歩引いたところで観察してみましょう

 

<最後に大事なことを一言>

人間は優柔不断になったり、臆病になったり
複雑に物事を考えすぎたり、何が犠牲になるのか心配したり
不慣れなものを疑ってしまいます

それを防ぐためのテクニックとして
・時間的距離を置く
・立場を変えて考える

この2つのテクニックが有効です

 

今回紹介したテクニックはほんの一部です
こちらの本では事例を交えてより詳しく説明されています

 


 

ビジネス以外にも使える「最適な決断をする」ための
一生使えるテクニックが満載ですので、
ぜひ一度読んでみてください♪

【第3話:確証バイアス編】30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」

~この状況で正確な情報が得られないとしたら、考えられる原因は何か?~

<前回までのあらすじ>

これから副業やビジネスをやろうとした時に
魅力的なセミナーや情報商材、コンサルの話を聞きます

「ここでなら自分も成功できるかも!!」
と意気込んでいましたが、引っかかっていることがあります

それは
・詐欺だったらどうしよう
・値段が高いから生活が厳しくなるかも
・新しい環境や人と出会うから不安


「初心者向けのコンサルやセミナー、情報商材を買うべきか」
この疑問により質の高い選択をするところです

そこであらゆる決断をする時に陥ってしまう罠の1つ
「視野の狭窄」の対策として選択肢を広げる作業を行いました

※続きになっていますので、
前回の記事を読んでおくことをおすすめします

【第2話:視野の狭窄編】30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」 - 学生がFIRE(Financial Independence, Retire Early)への道を考える (hatenadiary.jp)

 

<超厄介な人間の性質「確証バイアス」>

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前回までで選択肢を広げるということを行いました

ここまでやると次は
それらの選択肢が実現できるのかについて考える必要があります

様々な情報を集める必要がありますが、
ここでもボクらが陥ってしまう罠があります

それは「確証バイアス」です

確証バイアスとは

仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと 。(Wikipedia)

つまり
自分にとって都合のいい情報ばかりを集めてしまい、
その情報をもとに実現性を考えてしまう

ということです

この罠はとても強力なので
しっかり対策していく必要があります

<今回も我々に決断の力を与えてくれる本>

前回までに引き続き、
こちらの本を参考にこの記事を書いています


 

 

この本ではビジネスから人間関係まで
あらゆる場面で出会う選択に対して
よりいい判断ができるようになる
一生モノのテクニックや考え方がたくさん載っています

・新しい突破口がほしい!
・優柔不断でなかなか踏ん切りがつけられない

という人は一度読んでみることをおすすめします

<確証バイアスの被害を抑える3つのテクニック>

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今回紹介するテクニックはこの3つです

・有効であるための条件を考える
・オープンエンドな質問
・ウーチング

全部やる必要はありません
自分でできそうなものを選んでやってみてください

 

<正しさで判断はNG!【有効であるための条件を考える】>

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複数の選択肢があるとどっちを採用しようか迷います

ここで
「このアイデアが正しい理由」
をリストアップして考え始めると
確証バイアスに飲み込まれてしまいます

なのでこのように考えてみましょう

「このアイデアを有効であるための条件は?」

例えば30万円の初心者向けコンサルを受ける
というアイデアがありました

このアイデアが正しい理由を書き出すと

・プロから直接ノウハウを学べる
・ビジネスの基礎知識が学べる
・同じ志の仲間ができる

といった理由が出てきそうです
これを見るとこのアイデアがよさそうに見えます

これを「有効であるための条件は?」に変えてると

・30万円用意しなきゃ、そんなに貯金はないから
バイトを今より入れて貯めるしかないか
・できるだけすぐに始めたいからお金を借りようか
月13000円の返済とすると今の収入で回せるかな

ここで
無理なアイデアだということに気づくこともありますし、
逆に無理だと思ってたアイデア
なんとかいけるかもと気づくこともあります

具体的に考えられるため
実現性を確かめる方法としては有効です

 

<この状況で正確な情報を得られないとしたら?【オープンエンドな質問】>

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オープンエンドな質問とは
選択肢を設けずに自由に回答できる形式の質問です

このアイデアは自分に実現できそうか?
Yes or No?
あるいはこれを実現するためには
こんな条件が必要だ。これはできる?
Yes or No?
参考にしているこの情報源は正しいか?
Yes or No?

このように選択肢が用意されている質問で考えるのではなく

・このアイデアが成功するとしたら
なぜそうなるのだろう?
・成功するためにこのタスクを続ける必要がある
挫折するとしたら何が原因かな?

すべて答えは無限にあります

「できる?できない?」「調べるのは本?人?ネット?」など
選択肢を用意しない質問ではなく

「どのように?」「なぜ?」「~だとしたら原因は?」
と質問してみましょう

中でも確証バイアスを突破するのに
おすすめな質問がこちらです

「この状況で正確な情報を得られないとしたら考えられる原因は何かな?」

例えば

・コンサルを受けている身内の人にばかり
受けた方がいい理由を聞いているかも
・感情を煽って気分がよくなっているからよさそうに感じるかも
・参考にしている文献が少なくて個人の体験談に偏っているかも

「自分は間違っているかもしれない」
という視点を持つのは苦しいですが、
やることで得られることは絶大だと思います

 

<最も確実な方法かも【ウーチング】>

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ウーチングとは
小さな実験を行って自分の仮説を検証することです

これが最も正確に判断するテクニックかもしれません

ですが30万円のコンサルを受けたり、月5000円払ってサービスを使うのは
負担が大きいです

なので

・実際に1回だけ体験してみる
・フリー素材で試してみる
・1週間だけやってみる

といったように
金額や時間を小さくしてできそうなのか確かめる
これが有効な方法です

ここで紹介した例はほんの一部なので
自分なりに探してみることをおすすめします

 

<最後に>

選択肢を複数作った時
内心で勝ってほしいと期待している選択肢があります

そのような期待が少しでもあると
その選択肢に有利な情報を集めてしまいがちです

これを防ぐための方法がこちらの本では
もっと詳しく紹介されています

それ以外にも
そもそもの選択肢を増やすテクニックも紹介されています

 


 

ぜひ一度読んでみてください♪

 

次回は選択肢を広げて、実現性を考えたのに
足踏みしてしまって、なかなか決断できない

優柔不断な自分を断ち切る方法について
紹介していきます!

【第2話:視野の狭窄編】30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」

~「〇〇すべきか否か」こう考えだしたら視野が狭まってるサインだ~

※今回の話は前回の続きになっています
前回は決断する時の「4つの罠」とその「解決策」のザっと紹介

セミナーやコンサルがたくさん存在しますが、
後で後悔しない最適な判断をしたい
という方はぜひ前回の記事から見るとより楽しめる内容になっています

30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」【第1話】 - 学生がFIRE(Financial Independence, Retire Early)への道を考える (hatenadiary.jp)

 

魅力的なコンサルやセミナー、教材のお話を聞いた時に
「これを受けるべきかな?買うべきかな?」
と迷います

しかしこの時、「視野の狭窄」という罠にハマってしまっています

これは無数にある選択肢の断片しか見えていない状態

メリットデメリットリストを作ってこのまま判断するのは危険です

<決断する前に行いたい3つの儀式>

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これを防ぐために今回は3つの方法を紹介します

・選択肢の消去
・ORではなくANDで考える
・自分と同じ問題を解決した人を見つける

これらの方法で新たな選択肢を増やします

やってみると分かりますが、
色んな解決方法が見えてくるので
新たなアイデアの発想にも使えるテクニックです

「解決策を見つけるぞ!」と意気込まないで
新たな世界線を見つける妄想だと思ってやってみてください♪

 

<今考えている選択肢がどれも選べないとしたら?【選択肢の消去】>

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今から自分にこのような問いかけをしてみましょう

「もし今考えている選択肢がどれも選べないとしたら、他に何ができるだろうか」

例えば本で情報を得ることもできますね
最近はビジネス系の情報を発信している方もいます

無料、あるいは安価で手に入るものに
自分が欲しい情報がないか、そこから着手できないか

もっと他にも考えられるかもしれませんね

 

<攻めと守りの両方を取る【ORではなくANDで考える】>

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そのセミナーやコンサルを受けると起こるいい結果は何でしょう?

例えば

・より効率的な手法が見つかる
・同じ志を持つ仲間に出会える
・基礎的な知識が身に着く

では逆に考えられる悪い結果はなんでしょうか?

例えば

・高額で生活がキツくなる
・中身がない(調べれば簡単に出てくる)かもしれない
・新たな勧誘を受けるかもしれない

ではここでこのように考えてみましょう

「いい結果を満たしながら、悪い結果を予防する方法はないかな?」

例えば

・より低額で中身がある情報はないかな
→本(参考文献が多かったり、既に成功してる人がおすすめしてるかで判断可能)
・勧誘のない場所で同じ志を持つ仲間に出会えないかな
→友達の紹介、リスクの少ないオンラインサロン(定額でいつでも辞めれる)
・給料で月〇〇円は余裕があるから、××円までなら失敗したとしても問題ない

いい結果ばかり目がいってしまうと盲目になりますし、
悪い結果を避けてばかりいてもなかなか前進しません

どこかで守った分、どこかでチャレンジするような
両方取れる選択肢を考えてみることがここでは大事です

 

ベンチマーク【自分と同じ問題を解決した人を見つける】>

自分と同じ悩みを持って解決した人が必ずいます

SNSYouTubeで探すとたくさん出てくるので
その人たちの手法を参考にするのが効率的です

また競合相手の分析(ベンチマーク)にも役立ちます

 

<「~すべきか」と考えだしたら注意!>

「〇〇をすべきか否か」
この質問は1つの選択肢しか考えていません

これは視野の狭窄という罠にハマっている証拠です

この考え方になっていたら
今回紹介した3つの思考を実践して
他の選択肢を探してみることをおすすめします

<もっと詳しく知りたい方>

今回紹介した方法はこちらの本を参考にしています


 

この本では新しい選択肢を見つける方法が
もっとたくさん、そして詳しく解説されています

コンサルやセミナーを受けるか以外にも
新しいアイデアを見つける時や
ビジネス以外にも使える一生モノの話がたくさんあるので

ぜひ一度読んでみることをおすすめします

30万円の初心者対象ビジネスコンサルをやるべきか??「一生使える意思決定プロセス」【第1話】

~どんな人でも間違うことはある。しかしそれは減らすことができる~

最近SNSマーケティングをして
自作の情報商材を売って収益を出す方法を提唱している
初心者向けのコンサルをするお話が増えています

たとえば月30万円でDRMを教えるようなもの
(ここではあえて名前は挙げませんが...)

そのようなコンサルが詐欺だとか
やらない方がいいという話をするわけではありません

今回は「よりよい選択をする方法」についてご紹介します
この記事を読んだ後にもう一度コンサルを受けるかどうかを考えて
それでも「受けよう!」と思えればそれでOKだと思いますし、

「やっぱやめよう」と思えれば
もっと別のやり方を試すチャンスが増えたと考えてください!

大事なのはその選択に至るまでのプロセス。

このプロセスが深いほど、自分の中で納得できるようになるので
どちらの選択をしても続けられると思いますし、
成長していけると思います!!

 

<「選択」と「決断」の力を与えてくれる本>

今回、初心者向けのコンサル、あるいはセミナーを受けようか迷っているあなたに「より質の高い選択」をする力を与えてくれる本はこちら
(今回の参考文献です)

決定力! :正解を導く4つのプロセスwww.amazon.co.jp
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この著者は組織行動学の研究者であり、人間の意思決定に対する深い興味と洞察を持っているので、数多くの研究論文や書籍からの引用が多く、企業の大きな決定や歴史を動かした判断を数多く含めた内容になっています!

文庫本もあるので詳しい内容や具体例がもっと知りたいという方はぜひ一度読んでみてください!!


 

今回はここで最も強調されている「WRAPプロセス」にそって
コンサルやセミナーのお金を払うか選択する方法を一緒に考えていこうと思います!!

 

<「メリットデメリットだけでは不十分!?」誰もがハマる4つの罠とは??>

買い物や付き合う人の選択、事業の方針決定まで
ボクらは様々な選択に迫られます。

ちゃんと判断するため
「メリットとデメリットリストを作る!」
という人もいると思いますが、
実はこれだけでは不十分です!

それは選択をする時にハマる
この4つの罠が原因です!

視野の狭窄(選択肢を狭めすぎて、白黒だけで決めようとする)
確証バイアス(自分が信じているものを裏付ける証拠を集める)
一時的な感情(感情が揺さぶられて思考が堂々巡りになる)
自信過剰(自分の未来予測は実際以上に正しいと思ってしまう)

ボクらが選択する時、このようなプロセスを通ります
まず「選択に直面する」所からスタートし、
次に「選択を分析する」
そしてもちろん「選択する」
その後「その選択を受け入れる」

この時、それぞれ4つの罠があなたを待っている
選択に直面する。けど「視野の狭窄」で選択肢を見逃してしまう
選択を分析する。けど「確証バイアス」で都合のいい情報ばかり集める
選択する。けど「一時的な感情」によって間違った選択をしてしまう
選択の結果を受け入れる。けど未来に対して「自信過剰」になりやすい

今回の例(高額なコンサルやセミナーを受けるべきか)で言えば

〇視野の狭窄
→あなたの悩みを突破するのにそれを受ける以外の解決策が見えてない
〇確証バイアス
→巧みな話に魅せられてそれを受けるべき理由をネットで探す(あるいは疑いまくっていてそれは詐欺だという情報ばかりをネットで探す)
〇一時的な感情
→「早く始めたい」気持ち、話の盛り上がった気分が決断をムダに早くさせてしまう
〇自信過剰
→一度やる(やらない)と決断したらそれがいい判断だったと感じて後戻りしなくなる

じゃあどうすればこの罠を避けてよりいい判断ができるようになるのか??
次はより具体的な解決策についてお話します

 

<決断の質を底上げする「WRAPプロセス」>

上の4つの罠を避けるために「WRAPプロセス」をご紹介
今回はこのプロセスに沿って選択を考えてみましょう!

W:Widen Your Options(選択肢を広げる)
↑「視野の狭窄」対策
R:Reality-Test YourAsseumptions(仮説の現実性を確かめる)
↑「確証バイアス」対策
A:Attain Distance Before Deciding(決断の前に距離を置く)
↑「一時的な感情」対策
P:Prepare To Be Wrong(誤りに備える)
↑「自信過剰」対策

この順番に沿って選択を考えていけば
今よりも質の高い決断ができるようになっています

もちろん、これを実行しても
間違えた決断をすることはありますが
今よりもその確率をグッと下げることができます

このプロセスはビジネス以外にももちろん応用可能です
今回、あなたがコンサルやセミナーを受けるかどうかの選択に直面していることは今後、もっと大きな決断をする時にミスらないための練習だと思って今日からこの練習をしていきましょう

 

次回からはこれらの4つのプロセスを1つ1つじっくり見ていきます

「この情報商材、気になるけどちょっと値段が高いんだよなぁ」
「ビジネスについてあまり知らないから初心者向けのコンサルやった方がいいのかなぁ」
と尻込みしてなかなか行動できない自分を責めているあなたに伝えたい。

その不安こそがよりいい決断をするための準備だったりします

せっかく沸き上がったその不安を次へのより賢明な決断につなげるコツを
次回から本格的に紹介していくので、ぜひ読んでみてください

また、この選択する力は今後色んな場面であなたを助けてくれるので、
「今すぐ知りたい!!」「もっと深く知りたい!」という方はこの本を実際に読んでみることをおすすめします!

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下側は文庫本バージョンです

 

これから副業やビジネスをやっていきたい
という人がこの記事を読んでくれていると思いますが、
やっていくと色んな悩みが出てくると思います

最近は情報も多いし、信ぴょう性も怪しい。
本を読むにもどれから読んでいいか分からない!
と悩んでいませんか??

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それでは次回の記事でお会いしましょう!!